食料醸界新聞は、毎号、トレンドに合わせた特集・企画をしています。
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4月14日「アイスクリーム特集」
アイスクリーム市場は07年度(4〜3月)で約3600億円強、前年比104%あたりの着地とみられる。昨年8〜9月の猛暑が追い風となったが、各社主力品を中心に商品力を磨いてきたことが奏功した。今年は各社止む無く価格改定を行っており、今後の動向が注視される。かねて課題だった100円の壁を乗り越えることができれば、今後の商品展開に幅が広がり未来に展望が開ける・・・本文
4月10日「海外ブランドビール特集」
海外ブランドビールが今また新たな意味を帯び始めている。80年代末から90年代初頭にかけてのバブル経済の円高時代の輸入ビールブームは、円高での輸入価格の低下による国産ビールに対する割安感がテコになったブームだったが、今回は脱ピルスナー≠ニもいうべき要素を含んだ動きのように見える。ビールの輸入数量はマイナス傾向にある中で、ピルスナー・タイプのビールが世界を席捲する以前(19世紀末以前)の、ベルギーの多様なスタイルのビールや、アイリッシュ・スタウトなどに対して・・・本文
4月10日「缶・びん詰・レトルト食品特集」
缶びん詰・レトルト食品市場は原材料や資材の高騰により、値上げや値締めする商品が増えてきた。水産資源は世界的な需要の増大から、量的な確保が困難になったり、日本の“買い負け”するケースも増えているという。改めて商品価値の訴求と大切に売ることが求められる。「中国産冷凍餃子事件」の影響を受け、フルーツ缶では中国産が敬遠され販売数量は半減、「100円均一セール」もできない状況・・・本文
4月7日「乾物・ふりかけ・お茶漬特集」
乾物類は、中国産冷凍ギョーザ事件などを機に、内食化の流れに乗って順調な動きを見せている。とくに、国産原料ものの引き合いは強く、瞬間的に倍の売り上げを見せるが、実際は、多くの乾物が中国をはじめ他の国の原料に負っている。が、このところ、バイオ作物への転作、BRICSの消費増などから不足、高騰の傾向にあり、値上げに踏み切るものの、末端価格に中々浸透せず採算を圧迫・・・本文
4月3日「焼肉のたれ特集」
この1年の家庭用焼肉たれ市場は、わずかだが前年を上回る推移となった模様だ。スーパーの畜産品の動きも回復基調となったことに加え、各メーカーがこれまで続けてきた、焼肉のたれの汎用調味料としての提案が次第に浸透してきたことも追い風となった。精肉関連調味料全体でみると、消費者の財布の紐が固くなり外食から、ちょっと贅沢な内食に切り替える動きもみられ、ステーキソースが好調というメーカーもある・・・本文
4月3日「スーパープレミアムウォッカ特集」
スーパープレミアム・ウォッカという新カテゴリーが市場形成を始めてほぼ4年になろうとしている。主に果実、ハーブ、野菜などナチュラルな素材を使ったミクソロジー・カクテルなど新しいカクテルのトレンドに相応しい高付加価値ウォッカとして生まれてきたのか、それともホワイト・スピリッツ市場の進化の過程で生まれた高付加価値ウォッカが新しいカクテルのトレンドを生んだのか・・・本文
3月31日「揚物関連特集」
キャノーラ油などの食油、天ぷら粉・から揚げ粉などの揚げ物関連商材が春季シーズンイン。大陳フェアや生鮮売場連動プロモーションがこのところ量販店頭で順次活発化。揚げ物関連商材は、春野菜など生鮮3品とのクロスマーチャンダイジングを主体に、日々の献立に悩む主婦にアピールするメニュー提案型プロモーションの先駆。4月からは新健診制度、手作りニーズに応えて・・本文
3月31日「みそ特集」
みそ市場は、値上げの実践に入っている。2月実施組のマルコメを筆頭にあとの3月実施組でもこの20日を前後して量販店の売価改定作業が進み始めており、目先、4月中、下旬あたりまでにSMクラスの量販も含めて新値移行がほぼ完了していく形勢である。だし入りや無添加も含む人気商材の特売価格の上乗せもここまでのところ極端な安売りはみられず、順調な進展をみせている風である・・・本文
3月27日「ヨーグルト特集」
ヨーグルト市場はプロバイオティクスブームなどで02年度に3000億円規模を超えたが、その後3年間の足踏み状態を経て、06年度に3〜4%の成長を収めたのもつかの間、07年度は概ね2%ていどのマイナス成長に、物量ベースでも微減で終わるもよう。この1年は消費量の伸び悩み、メーカー間の競争激化とオーバーストア現象があいまって、ヨーグルトの単価下落に歯止めがかからず、折からの生乳生産費の上昇、乳価アップにより、製品値上げを余儀なくされるという、のっぴきならない状況にある・・・本文
3月24日「酒系CVS特集」
上場コンビニエンスストア7社(8チェーン)の08年2月期既存店売上高は回復傾向にあるものの、企業によりその差があり明暗を分けた。ファミリーマートは1%前後、ミニストップは0・8%のプラスを達成、残る4社は1%弱〜2%弱のマイナス、ポプラは4・6%減の着地。店舗数は純増で3ケタ増加はセブン‐イレブンとファミリーマートの2社だけで、微増または純減となるチェーンもあり、店舗数に関して飽和感は否定できない・・本文
3月20日「低温食品特集」
冷凍食品市場は「中国産冷凍餃子事件」の影響が大きく、値上げ作業や新商品発売による棚替えなどが重なって、現場の担当者らは大混乱。2月の家庭用市場は20%強から30%のマイナス、3月に入り冷凍食品売場に消費者が戻りつつあるという業界関係者もいるが、「そういった実感はまったくない」と落胆した様子で話すメーカーもある。「冷凍食品が危ないのではない」(中野勘治菱食副社長)ということを、改めて消費者に訴求・・・本文
3月17日「コーヒー・紅茶特集」
07年のコーヒー市場は、生豆の輸入量こそ92・2%と減少したが、原料高値から在庫消化が進み、コーヒー総需給は43万9191d、前年比100・5%となりわずかながらも過去最高を更新した。低価格訴求を控える中、新たな価値提案が奏功した。この春も単価アップにつながる商品に重点を置いてきている。一方で原料豆相場が2月から再び急騰、直近ではやや落ちたがそれでも150kの高水準だ。さらなる値上げが必要になるのか相場の行方が注目されるが、当面は価格面の建て直しが急務となる・・・本文
3月13日「コニャック特集」
コニャック市場は、日本ではまだ下げ止まりを見せていないが、富裕層が急増している中国、ロシア、シンガポール、ベトナムなどの新興国での成長スピードが著しく、世界全体では右肩上がりで伸びている・・・本文
3月10日「乾麺特集」
昨年の乾麺市場は、小麦の政府売渡制度の変更により原料が値上り、コスト面で厳しい1年となった。多くの企業、組合が今年になってようやく新価格を打ち出したが、小売店頭での反映はこれから。しかも、4月から、さらに30%の大幅アップが発表され、秋にも再度上がるとの予想。シーズン途中の価格転嫁という難問が立ちはだかっている・・・本文
3月6日「マヨネーズ・ドレッシング類特集」
マヨネーズ・ドレッシング類は、マヨネーズ市場が成熟化傾向を強めるのに対し、ドレッシング需要は依然旺盛で、数量ベースでは拡大基調が続く。主原料のひとつ、食用油の高騰でマヨネーズが価格改定を強いられたのに対し、ドレッシングの主要ブランドは据え置かれている。油分の含有率でコストへの影響が勘案されているると同時に・・・本文
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