食料醸界新聞は、毎号、トレンドに合わせた特集・企画をしています。
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4月20日「コメ流通特集」
コメ食回帰≠ェ一段と進展した動きを示した。内食志向のフォローを受けて、量販店・スーパーの08年通期のコメ販売成績は、概ね順調ベースで着地。昨春以降のコメの動きは順調で、3月から新年度をカウントする上場スーパーにあっては、余すことなく恩恵を受けたかたちだ。加えて売り場では4Kg、8Kgといった値頃感を打ち出した中間容量が出回り始めており、コメはさながら「量目フリー」の時代を迎えつつある・・・本文
4月17日「阪食特集」
当初は、スーパーマーケット事業の阪急オアシス、阪急ニッショーストア、阪急ファミリーストアの3社、グループ商品仕入会社の阪急フレッシュエール、製造事業の阪急フーズ、阪急ベーカリー、阪急デリカ、豆狸の計8社の統括並びに事業活動の管理を目的とする中間持株会社として出発したが、昨08年10月にSM3社ならびに阪急フレッシュエールの計4社を合併、事業会社として新たにスタート・・・本文
4月16日「清酒特集」
清酒の需要は総量の減少が続いているが、「日本酒が好き」という人のすそ野が着実に広がっているのは確か。各社がそれぞれの得意の土俵で、ニーズを掘り起こそうと懸命に取り組んでいる。量的拡大が見込み辛いなかで、利益を追求する姿勢を徹底。景気悪化で市場全般に値下げ圧力が強まっているだけに、一段の引き締めが求められる・・・本文
4月13日「マーガリン・スプレッド特集」
マーガリン・スプレッドは、内食回帰、順調な食パン需要に支えられ、購入ベースでは安定した動きをみせる。昨年前半のバター需給のひっ迫で、バター代替需要が市場成長率を押し上げたが、後半に沈静化し、落ち着きを取り戻している。今年は雪印乳業、明治乳業が市場の約5割を占めるという大容量タイプの2割減量化を実施、マーケットは新たな局面を迎える・・・本文
4月9日「缶・びん詰、レトルト食品特集」
缶・びん詰、レトルト食品市場は、08年の国内生産量が缶・びん詰で約3%減、レトルト食品は前年実績を上回るもよう。缶詰の輸入量も約10%の減少。昨年前半までは原材料や資材の高騰により、値締めや値上げによる新価格定着に努め、後半からは世界規模の景気後退により、再び店頭価格は引き下げ圧力が強まっている。日本缶詰協会の小瀬ム会長は日頃から、少子高齢化と健康志向の高まりが進展するなか、缶・びん詰、レトルト商品は「健康とおいしさ」「個食・即食化」の方向を目指すべきと語る・・・本文
4月9日「海外ブランドビール特集」
海外ブランドビール市場は、底打ち感が広がり業務用市場を中心としたこだわりビールの一角として安定してきている。国内のビール類総市場がビール、発泡酒、新ジャンルとそれぞれ独自のポジションを構築しつつあるなかで、海外ビールはその価値をいかに打ち出し、差別化を図るかが今後の鍵を握っているといえよう。特に主戦場である業務用市場においては国産ブランド以外を望むニッチなニーズを的確に捉え、着実に対応していくことが市場を維持・拡大する上でこれまで以上に不可欠だろう・・・本文
4月6日「コニャック特集」
世界のコニャック市場は、日本市場の低迷をよそに、1998年(CY)の933万3000ケース(BNIC資料、1ケース8・4g換算)規模を底に、2007年の1283万8000ケースまでほぼ一本調子で拡大し続けた。しかし、さすがに世界同時不況に突入した昨2008年は前年比3・8%減の1235万ケースとマイナスに転じた・・・本文
4月6日「乾物・ふりかけ・お茶漬け、削りぶし特集」
乾物類は、中国産敬遠の動きもあって、国産原料ものの引き合いが強まり、玉の手当てが困難な状況で、当然、相場は高い。日増しに強まる末端からの値下げ要請だが、対応に苦慮する場面が増えてきた。多くの乾物が中国をはじめ他の国の原料に負っているのは事実で、安全性の徹底のもと、海外からの供給は必要だ。構造的な問題であるだけでに、根本的な取り組みが求められる・・・本文
4月2日「焼肉のたれ特集」
堅調な伸びを続ける焼肉のたれ。これは節約志向の高まりや内食回帰といった消費者の変化や、それに伴う量販店の変化に、各メーカーが対応した成果だ。BSEをはじめさまざまな問題に苦しめられた焼肉のたれだが、一昨年秋ごろから再び市場が拡大し始めた。多くの商品で値上げが進むなか、各社ともコスト上昇に耐え、値上げを踏みとどまった。その結果、販促の機会が増え市場拡大に繋がった。一方、一部の焼肉のたれはEDLPに対応することで売り上げを伸ばした・・・本文
3月30日「揚げ物・炒め物関連特集」
キャノーラ油主体の食油と、天ぷら粉・から揚げ粉など揚げ物・炒め物関連商材も春需インで大陳フェアや生鮮売場連動プロモーションが量販店頭で順次活発化。食油、小麦粉加工品ともに08年度は内食シフトで、値上げを克服して堅調推移のジャンルも少なくない。揚げ物・炒め物関連商材は、春野菜など生鮮3品とのクロスマーチャンダイジングを主体に、日々の献立に悩む主婦にアピールする・・・本文
3月30日「みそ特集」
みそ市場は、昨年の値下げ実施の余韻が続くなかで不況ムードが広がりという厳しい状況下で春需要期を迎えた。消費は、昨秋以降、徐々に後退感を強めているのは否めず、ここにきて大手量販の低価格攻勢の波もいちだんと高まりをみせている。メーカーでは流通の要望とも相まって値上げのあとも、量目の見直しなどで値頃訴求の商品を拡充・・・本文
3月26日「ヨーグルト特集」
08年度(4〜3月)のヨーグルト市場は、昨春の値上げと消費マインドの冷え込みなどで、3%前後のマイナス成長に終わる見通し。昨年秋口以降、購入額の減少傾向が続いており、とりわけこの2月、3月の低調さも懸念材料だが、2年連続の乳価引き上げに伴うコストプッシュ、消費低迷に伴う低価格志向の高まりなど逆風要素が増えるばかり。商品施策では昨年後半から市場導入が活発化している、脂肪0(ゼロ)%ヨーグルト分野へのエントリーが目立っており、市場活性化の起爆剤になるかどうか注目される・・・本文
3月23日「酒系CVS特集」
上場コンビニエンスストア7社(8チェーン)の09年2月期既存店売上高は、タバコ自動販売機の成人識別カード「タスポ」効果により全社がプラスで着地。最大で8%弱、少なくても4%強の伸長率を達成したもようだ。「タスポ」の売上高へのインパクトは4〜5ポイント。タバコだけでなく客数増加により、ついで買いによる押し上げ効果も大きかった・・・本文
3月19日「低温食品流通市場特集」
冷凍食品市場は家庭用が2月に入り、前年同月比では20〜30%増というメーカーが多いものの、一昨年比では8〜9%減と、本格回復にはまだ時間がかかりそうだ。その中で売り場の品揃えも変化、弁当用の揚げ物や冷凍パスタ、冷凍うどんのアイテム拡大もあり、これらのカテゴリーは順調に売り上げを拡大している。今春は新商品を絞り込んだメーカーが多く・・・本文
3月16日「コーヒー・紅茶特集」
コーヒーは国内のコーヒー総需給が42万4084d、前年比96・6%で過去最高だった前年を下回った。ただ家庭用は内食化の影響でレギュラーコーヒー(RC)、インスタント(IC)とも販売好調だ。輸入金額は103・9%であり、原料コスト高は解消していない。有機栽培などの認証コーヒーやスペシャルティコーヒーで嗜好品としての魅力を打ち出している。また簡易抽出型RCやスティックコーヒーなど新形態が拡大している。家庭用紅茶も伸長・・・本文
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