食料醸界新聞は、毎号、トレンドに合わせた特集・企画をしています。
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1月15日「紅茶特集」
紅茶市場は輸入量が一時の1万5000d台から盛り返し1万6000d〜1万7000d辺りでの推移が続く。昨年も輸入量は104%前後となった。この回復の主役は紅茶ドリンクの復調だが、昨年は家庭用の包装紅茶も伸びた。家庭用ではミルクティーを中心とするインスタントティーが大きく成長してきたこともある。紅茶といえば英国伝統の楽しみ方のイメージ強いが・・・本文
1月12日「中四国エリア特集」
中四国市場での中間物流(酒・食品総合卸)の勢力地図をみると、08年末現在での数値でみてもトップは旭食品。追い上げる日本アクセス中四国支社に1600億円超の大差をつけ、首位の座は揺るぎがない。2位の日本アクセスも初めて販売高で1000億円の大台へ乗せたのも注目。 3、4位は菱食と国分が僅差で競り合う。国分は中国エリアで800億円台。菱食は中四国エリアで約850億円・・・本文
1月1日3集 「中・四国スーパー特集」
中四国市場でのスーパーの出店政策をみると、上場企業の総合スーパーや中堅食品スーパーを基軸に、積極姿勢をみせている。リージョナルで展開するイズミなどは設備投資も中央大手顔負けの数百億円単位に大型投資が目を引く。ただし、ここえきて出遅れ気味だったイオンが中・四国や九州へ広域型大型ショッピングセンター(SC)の開発が急で、これら地場勢力企業と激突、競争状態が激化している・・・本文
1月1日4集 「信州特集」
信州のみそメーカーが09年へ大きくアクションをかけてきた。昨年、値上げという重大作業を実行につなげることができたのはやはり、同地区主要メーカーの貢献が大きかったようである。以降、環境的には厳しい状態が続いているが、昨年の値上げを無にするのもやはり信州勢の影響が大きい市場であることには変らず、新年に向けての各社の意気込みをみてみた・・・本文
1月1日5集 「中部流通市場特集」
今年の中部流通市場は、景気の急速な悪化がどこまでダメージをもたらすか、波乱含みの展開が予想される。トヨタのお膝元といわれる市場だけに、自動車産業の苦境は消費に直結、昨年末の商戦で百貨店の売り上げや、料飲店の客足の悪さに端的にあらわれた。こういう環境の中で、地域に密着した営業を推進する地場有力卸の奮闘が注目されるところ・・・本文
1月1日5集 「東北清酒特集」
旧2級酒市場の東北エリアは少子高齢化、値上げ、景気後退などの影響から、昨年の総出荷量はマイナス5%程度での着地を余儀なくされたようだ。世界的な金融危機が未曾有の経済危機となって地方経済を直撃、個人消費の低迷が響き、調整局面を経て、競争力強化に向けたシナリオにも暗雲が垂れ込めている。級別制度廃止から20年の節目となる20BY(酒造年度)では・・・本文
1月1日5集 「北陸清酒特集」
勤労世帯の実収入(総務省統計局家計調査)が全国でトップの富山市、福井市、金沢市を擁する北陸市場は1人当たりのビール消費金額が全国トップ、清酒では石川県の純米酒比率が全国トップとあって、その消費動向が大きく注目されている・・・本文
1月1日5集 「静岡地区缶詰特集」
ツナ缶詰原料のキハダマグロ、カツオのバンコク相場は異常な高値を付けていたが、08年10月中旬から徐々に下がり始め最悪期は脱した。それでも魚価は乱高下を繰り返し、安定していないという。キハダからカツオ原料へのシフトも顕著。中長期的に世界的な魚食の流れは変らず、資源保護による漁獲制限もあり、魚価は総じて高値安定が予想される・・・本文
12月25日「関西地区食品卸担当者覆面座談会」
08年度の食品中間流通業は、前年秋からの製品値上げ効果で収益面でも改善、一服の余地をもたらしたが、後半に入るとサブプライムローンに引き起こされた世界的金融危機の深刻化で一気に景況が失速、売上高伸びでも鈍化、揺れ動きの大きい1年だった。中間流通業にとり強く懸念しているのは、ここにきて急激な円高や原油価格・資材・原料などを逆手に取り、組織小売業の間で一部生活必需品の安売りを始めたこと・・・本文
12月18日「こだわり食品特集」
こだわり性を高めた食品群が曲がり角の局面を迎えようとしている。みそ、醤油、さらにつゆなど調味料を中心に昨年来の原料を中心とするコストアップで値上げを余儀なくされたが、これに伴い量販の売り方や提供方法に大きな変化が出始めている。加工食品全般に各カテゴリーで値頃重視の売り方が露出度を高めてきており、ここに高額品中心のこだわり食品群は一部店頭から外れるケースも見られるようになっている・・・本文
12月11日「中国酒市場特集」
中国酒市場は、相次ぐ事件・事故による中国食品のイメージ悪化、期待はずれの北京五輪商戦、景気不透明感による宴会需要の減少で厳しさを増している。ただこれだけの悪条件でもこれまで1割程度の減少で止まっているのは、中小規模の街場の中華飯店が安定していることが下支えとなっているためのようだ。こうした店のほとんどは紹興酒でも価格より味に重点を置く場合が多く、安全・安心の観点からも高品質化・適正利益確保が進んでいる・・・本文
12月8日「スーパーの歳末商戦特集」
上場スーパーの既存伸びは下期(9月→2月)に入ってから増勢率を鈍らせ、企業の中には10月に入りマイナス成長に陥るところもふえ始めた。世界的な金融危機で株式の大幅暴落や企業倒産、雇用不安問題が増幅、消費者の間にも生活防衛意識が高まリ、買い控え傾向が強まったのも一因とみられ、事態は深刻だ・・・本文
12月4日「中華・韓国・エスニック調味料特集」
中華調味料市場は08年度上期(4―9月)も安定成長。麻婆豆腐での主要各社の施策や麻婆野菜類のメニュー多様化、店頭販促もTVCMを連動させた大手メーカーのコラボレーションなどが奏功。北京五輪による中華料理の映像がTVから放映される機会も増え、中国産食品の安全・安心問題が懸念されたが、国内製造の商品を中心に比較的順調な推移。炒飯の素は米飯回帰の流れを受け2ケタ伸長、基礎調味料の醤類、だし類も堅調でプラス成長。年末年始の商戦は鍋物や正月関連商品に・・・本文
12月1日「みりん系調味料特集」
みりん系調味料は昨今の和食回帰や安全・安心志向の高まりを受けて、本みりん中心に堅実な消費傾向を続けている。年ベースでは06年時点で本みりん10万7000`g前後の前年比3%増、みりん風5万8000`gの1%減、発酵調味料は13万`gで前年並みといったところ。今年は景気低迷や製品値上げ、内食から外食へのシフトにブレーキがかかったことなどから基礎調味料全般に減少傾向にあるなか、みりん系はほぼ前年並みを維持し健闘しているようだ・・・本文
11月27日 「チーズ特集」
海外原料用チーズは国際相場の軟化で、オセアニアの来年1〜6月積みの価格はトン当たり4000ドル前半に落ち着きそうだ。現行水準より約1000ドル低下、日本のチーズ業者にとってコストプッシュはやや緩和されるが、国内のチーズ向け乳価は来春8%アップが決まっており、輸入、国産原料を併用する乳業メーカーにとっては、きびしく難しい事業環境を迫られそうだ・・・本文
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