大手流通グループ2社19年2月期業績

 大手流通グループの19年2月期連結業績は、セブン&アイ・ホールディングスが増収増益、イオンの営業益・経常益は過去最高益を更新した。しかし、社会構造が大きく変化するなかで、両グループとも抜本的なビジネスモデルの転換を迫られている。セブン‐イレブン・ジャパンでは、24時間営業を見直すほか、メーカー返品の削減を推進する。イオンは、スーパーマーケット事業をエリアごとに再編し、総合スーパーの食品事業もエリアごとに分社化して、地域ごとに独自の商売を展開していく方針を示した。

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2019年4月12日