ビール類 7月は推定94%

ビール85%、新ジャンル104%

家庭用、缶の好調続く/ 感染再拡大、回復傾向に懸念

 7月のビール4社の販売数量は、業界の推定でビール類計が前年比94%程度となった。家庭用は缶商品が引き続き好調で、業務用市場も緊急事態宣言の解除で、4月を底に回復傾向をみせた。天候的には冷夏だった昨年よりも気温が低かったことや全国的に梅雨明けが遅かったこと、豪雨災害などが消費に影響した部分もある。カテゴリー別でビールは85%、発泡酒は101%、新ジャンルは104%と推定。1~7月のビール類は91%、ビールは76%、新ジャンルは106%とみられる。8月は猛暑が続くが、新型コロナ感染の再拡大で市場環境は不安定、業務用の回復傾向に懸念材料となっている。

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2020年8月18日