新型コロナで在宅率増加

即席袋麺が大幅(3~6割)伸長

休日返上で増産続くも厳しい増便対応

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 即席麺業界は新型コロナ禍により、袋麺を中心に2月下旬から需要が大幅に増加、高原状態が続いている。袋麺トップのサンヨー食品は3月単月で2~3割、明星食品は5割、東洋水産も約6割の増加と異常ともいえる伸び率。大量受注に応えるため主力品に集中して増産体制で臨んでいるものの、増便のためのトラックもなかなか確保が難しい状況。当面はテレビCMなどの放映を控えながら、新商品の発売も延期して主力売れ筋の安定供給を優先する。

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2020年4月10日