令和初の歳暮ギフト商戦

最盛期へ総力戦にシフト

顧客流出阻止へ送料対策強化/ 在京では送料込みや関東圏無料/ 増税の影響出た在阪百貨店/ 序盤戦は冴えを欠く/ 価格二極化、オンリーワン商材も/ ネット受注など販売チャネル多様化

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 早いところで10月初旬からスタートした歳暮ギフト商戦も、折り返しの11月に突入し、このあと下旬から12月上旬の最盛期へ向け、百貨店、量販店ともに総力戦に移行。今歳暮は増税直後でもあり出足が懸念されたが、序盤戦はやはり影響を受けたもよう。送料値上げも引き続き深刻で、百貨店・量販店とも、顧客の流出につながりかねないとして例年以上に対策を強化して臨んでいる。ギフト市場では流動化、多様化が進んでおり、その影響で売れ筋商品にも変化が見られる。販売チャネルも多様化する傾向にあり、インターネットを通じた受注と売上高構成比が拡大している。

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2019年11月5日