家庭用チーズ

秋需へ“燻製香”トレンド

2極化にらみ、“独自商品”育成へ/ 4~6月市場、前年並み/ 19年後半 オセアニア産原料上昇等で通期予測1%成長

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 長らく右肩上がりを続けてきた家庭用チーズ市場だが、2019年度(4~3月)に入り足踏み状態が続き、上期はほぼ前年並みを予想する声も聞かれる。人口減、国産原料乳のひっ迫、輸入原料チーズ価格はじめ諸コスト上昇等々、逆風要素が重なる中、秋需を盛り上げるスモーク味の新商品や付加価値商品育成への取り組みなど、価格競争とは一線を画した新しい流れが注視される。

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2019年8月16日