量販店の10連休商戦

「郊外」好調、「都市部」苦戦

物流一部で遅延も混乱なし/ 多数の特殊要因で曖昧模糊な結果に…

 5月1日「令和」への改元を挟んだゴールデンウィーク商戦。10連休という長期休暇とあって、流通各社は万全の体制で臨んだ。そうした甲斐もあり、心配された物流面は一部で遅延による欠品が発生したものの、大きな混乱はなく乗り越えた。一方、販売面においては、やや厳しかったという声が目立つ。特に、GW前半は雨で気温も低下。「本来、売りたいものが売れないという状況で厳しかった」という声が聞かれた。ただ「特殊要因も多く、次にどう活かしていくかは難しい」という指摘もあり、流通各社にとっては曖昧模糊な10連休商戦となった。

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2019年5月7日