国産海苔にタイト感強まる

前年比10億枚の大減産

海況悪化と生産者減が要因/ 一方で国内需要は旺盛

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 国産海苔が今年に入り重大局面を迎えている。まもなく漁期を終える平成30年度(30年11月~31年5月)新海苔が2月末時点での全国共販枚数で前年比約85・8%の47億5975万枚となっており、このペースでいくと最終着地は65億枚程度にとどまるのではとの関係者の大方の予想。かつてない不作に見舞われた平成25年度での70億枚をさらに下回る情勢に関係者もショックを隠せない。一方で国内海苔需要は市販用・業務用ともに堅調と伝えられており、需給タイト感をぐんと強めている。

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2019年3月22日