スーパーマーケット
来年10月の増税 軽減税率が大きな壁に
同じ商品で変わる価格に困惑／ グローサラントにも冷や水
2019年10月1日に実施される予定の8％→10％の消費税増税。そこで、初めて導入される“軽減税率制度”が、スーパーマーケット経営陣の頭を悩ませている。「酒類・外食を除く飲食料品全般と定期発行される新聞については、消費税率を据え置く」というものだが、問題は「持ち帰り」と「店内飲食」で税率が変わると言うこと。全く同じ商品でもイートインスペースで飲食する場合は、消費税が10％適用となる。異業種との差異化戦略として広がり始めたグローサラント開発にも冷や水を浴びせるとあって、スーパーマーケット業界の発展を阻害しかねない。この難局をどのように乗り越えていくのか―。
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