北海道地震

乳業39工場、段階的に稼働開始

停電禍、生乳不足で首都圏店頭に影響

 北海道地震による停電が概ね解消され10日、道内39の乳業工場(1日当たり処理量2t以上)が段階的に稼働を始めた(農水省)。もっとも、電力の完全復旧になお時間を要する状況で、生乳(原料乳)の不足、集乳、配送に到るまで地震の影響が影を落とし、工場での生産が通常レベルに回復するまで、しばらく時間がかかりそうだ。道内の生乳生産、工場の操業休止のため、首都圏や全国で販売する商品供給が一時休止となるなど、製販が対応に全力をあげている。

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2018年9月11日