清酒

春夏消費促進へ/ 灘・伏見大手の重点施策/ 4~3月は前年並みが大勢/ 小容量拡充、トライアル狙う

クリックで拡大

 灘・伏見の清酒大手は、4月からの新年度入りで春夏消費の促進に注力。4~3月の年度末の着地は、2月累計時点とほぼ同程度とみられ、前年並みが大勢。春夏の商品施策では、小容量サイズの拡充で若年層などの新規開拓を推進。白鶴酒造が食とのマリアージュを、300mlパックの新たな切り口で提案するのが注目される。季節感をとらえた生酒や生貯蔵酒、オン・ザ・ロックの飲み方訴求なども強化。宝酒造の「天〈極上プレミアム〉」や、大関の「辛丹波生貯蔵酒」のように、好評の限定商品を通年販売に切り替える動きもみられる。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2018年3月30日