ビール大手 17年12月期連結決算

4社揃って増収/ 海外事業、清涼飲料がけん引

 ビール大手4社の2017年12月期連結決算が16日出揃った。売上収益は揃って増収で、営業利益では3社が増益。国内ビール事業で苦戦する一方、海外事業や清涼飲料事業がけん引した。4年連続首位となったサントリーホールディングス(HD)は米ビームサントリー社の「ジムビーム」「メーカーズマーク」が好調。アサヒグループHDは欧州ビール事業の買収効果で2割増となり、初の2兆円超えでキリンHDを抜いて2位に浮上。キリンはブラジル事業を売却したことで純利益6割増となった。

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2018年2月20日