大手流通グループ20年3~8月期業績

再成長の“カギ”は食品スーパー

セブン&アイ・ホールディングス/ ヨーカ堂の食品既存店売上8.7%増/ 国内コンビニ 8千店に酒など強化の新レイアウト

 イオン、セブン&アイ・ホールディングスの2020年3~8月期業績は、いずれも減収減益となった。両社とも新型コロナウイルスの影響で収益構造が大きく変化。イオンではディベロッパーや総合金融、セブン&アイでは国内コンビニといった、これまで利益面でグループを支えてきた事業が不振に陥った。今後は“ウィズ・コロナ”に対応し“アフター・コロナ”を見据えた事業構築が不可欠となる。そして再成長にむけては、内食回帰で収益が拡大したスーパーマーケット事業を如何に進化させるかがカギとなる。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2020年10月9日