10月1日、「酒税改正」施行

減税ビール、店頭販促強化

新ジャンル、9月は仮需で2ケタ増か/ コロナ禍踏まえ、消費変化を注視

 本日、10月1日に酒税改正が施行された。焦点のビール類は、増税の新ジャンルに9月は仮需が発生し、減税のビールは10月から店頭販促が強化される。清酒は減税、ワインは増税となる。酒類カテゴリーで一番勢いのある低アルコールRTDは据え置きで、ビール類からの流入に追い風と捉えられている。消費動向の変化が注目されるところだが、新型コロナ禍の中での節約志向、健康意識の高まりといった変化も踏まえ、中・長期的な視野でみていく必要がある。酒税改正は今回を皮切りに、23年10月、26年10月の3段階で実施される。

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2020年9月29日