家庭用プレミックス
新しい生活環境でも出番
使い易さ、美味しさに磨き／ ディッシュ系“お好み焼き”／ デザート系“ホットケーキ”
家庭用プレミックスがウィズ・コロナの新しい生活スタイルの中で、この先も期待の商材だ。今春以降お好み焼粉など無糖系、ホットケーキミックスなどの加糖系ともに上向き調で、今秋も日清フーズの「カップでつくるお好み焼セット」「おうちスイーツ」、日本製粉の「ピザミックス」「めちゃラクホットケーキミックス」、昭和産業の「北海道お好み焼粉」など無糖のディッシュ系、加糖のデザート系で大手に秋需対策の目玉商品が出揃った。特にデザート系は、メインのホットケーキが需要低迷、安売り合戦で商材価値を落としていたが、今春以降の“巣ごもり”などコロナ禍で見直され出番となった。家庭用プレミックスはかねて手作りのエコノミー性、簡便性のファクターに加えて高品質化が進んでおり、潜在需要は大きかったとみられる。ことしは突然の劇的な環境変化で顕在化場面になった。さらに容器いらず、追加材料不要で、簡便、おいしさをブラッシュアップ。プレミックスの楽しさをファッショナブルにプッシュする。
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