タンパク質を巡る攻防

ウィズ・コロナ下で活発

大豆の代替肉、えんどう豆の乾麺など/ 国家レベルでの研究も

 秋冬新商品のリリースが続いている。商品個々の切り口もさることながら、横断的に見てみると、植物性タンパク質を摂取できる商品が多く提案されているのがわかる。振り返るとコロナ禍以前の今年1月頃には、大豆などのタンパク質を使ったプラントベースミート(植物肉)がメーカーや食品卸から春夏新商品として過去最大かとも思われる規模で提案されていた。その後、市場はコロナ感染防止の巣ごもり・内食消費の対応に追われ、新商品販促も思うようにならない日々が続いてきたが、ようやくここに来てウィズ・コロナ下の新しい行動様式のもとでの経済活動が始動。プラントベースミートの脈動が再び開始されるなど、タンパク質を巡る攻防が活発化している。

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2020年9月4日