味の素社

3月期決算(IFRS)

売上高1・3%減 動物栄養大幅減収/ 事業利益6・4%増 冷食など寄与/ 新型コロナ 次期売上に763億円影響

 味の素社の2020年3月期連結決算は売上高が製薬カスタムサービスや医薬用・食品用アミノ酸が増収となったものの、動物栄養の大幅な減収により前期から142億円減少した。事業利益は動物栄養の大幅な減益に加え、持分法による損益にプロマシドール・ホールディングス社(PH社)の商標権に係る減損損失を計上したが、加工用うま味調味料、冷凍食品(日本)、化成品及びコーヒー類が大きく貢献して59億円の増益となった。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2020年6月2日