飲料

PET、ラベルレス化へ一歩

プラ削減、分別排出時の手間省く/ 省令改正で分別シール不要に/ ケース販売専用、アサヒ「おいしい水」 コカ・コーラ「い・ろ・は・す」/ サントリー単品販売「伊右衛門」

 飲料業界では、環境対策の一環としてPET容器のラベルレスボトル導入を進めている。プラ使用量を削減し、分別排出時にラベルを剥がす手間が省けるのでリサイクル効率化にもつながる。3月までラベルレスであっても分別識別マークを製品個別にシールで貼る必要があったが、省令改正により4月1日から製品へのシール貼付が不要となり、アサヒ飲料はケース販売専用「おいしい水ラべルレスボトル」を、シールも外した“完全ラベルレスボトル”に切り替えた。コカ・コーラシステムは「い・ろ・は・す天然水ラベルレスボトル」を4月に発売。また商品特性の訴求に活用する形でサントリー食品インターナショナルは「伊右衛門ラベルレス(首掛式ラベル付)」をCVS、駅売店で販売している。

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2020年5月12日