スーパーマーケット

GW商戦 自粛で風景様変わり

セール、ハレの日商材等 手控える/ 中元ギフト商戦も冴えない見通し

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 スーパーマーケットのGW商戦は、今年は政府による新型コロナウイルス感染予防対策の影響を受けて状況が一変。セールは控えて、ハレの日商材などの取り扱いをやめる店舗が続出した。また、GMS業態は衣料品などが「今までにないような悲惨な数字」という声も聞かれ、今後の対策に頭を抱える。SM業態を主力とする企業からも「今年は帰省客がほとんどいなかったので、そうしたエリアは非常に厳しかった」という声が聞かれた。一方で、外出自粛により内食需要は拡大しており、食品の売り上げ自体は3月以降2ケタ伸長しており、そのトレンドに変化は見られないという。喫緊の課題は、次の山場となる中元ギフト商戦。「今年を機会に中元ギフトを贈る習慣をやめる人は一定数出てくるだろう」という指摘もあり、アフター・コロナの見通しを悲観的に捉える声も聞かれ、新たなアプローチが求められそうだ。

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2020年5月8日