新海苔の生産が最終盤

増産見込みも高騰止まず

“新型コロナ”が輸入に影響/ 加工筋は付加価値訴求強化

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 令和元年度産海苔(新海苔)の生産期が最終盤に差し掛かり、入札会も残すところあとわずか。昨シーズンより約2億~3億枚の増産が見込まれる一方で、市中在庫の逼迫やすべての等級で値上がりしていることなど諸々の要因から、平均価格の高騰はいまだ止みそうにない。新型コロナウイルス感染症の拡大が中国や韓国など海外からの輸入に影響を及ぼしそうな気配。不安要素が積み重なる原料事情のなか、海苔加工各社は付加価値訴求を一層強めている。

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2020年3月17日