濃縮コーヒー・紅茶が拡大

3年で8割増、100億円市場に

PET入り「ボスカフェベース」けん引/ 在宅ワークの飲用に期待/ ポーションも再強化

 希釈飲料のコーヒー・紅茶市場が19年100億円を超え、16年から3年で約1・8倍に拡大した。1杯用ポーションコーヒーが中心だったが、16年にサントリー食品インターナショナルがPET入り濃縮タイプ「ボス・ラテベース」を発売し濃縮市場を活性化した。ポーションは1杯使い切りの手軽さが、PET入りは好みの濃さに調節できるメリットがある。牛乳で割ると家庭でカフェの味わいが楽しめ、テレワークの増加により市場拡大が続く。

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2020年3月17日