「恵方巻」商戦 ピークへ

1年占う年始の大型商戦

SMでもハーフサイズ増える/ 高付加価値志向で2000円台も/ 家計支出も2月3日「すし」は突出/ 海苔需給逼迫という逆風も

 恵方巻商戦が節分(2月3日)を目前にピークを迎えている。今年の商品傾向をみると、少人数世帯の増加を反映してか、CVSのみならずスーパーでも、ハーフサイズの品揃えを増やす傾向にある。付加価値志向の流れのなか、具沢山・豪華海鮮などを謳った1本2000円オーバーの高価格帯品も例年以上に広がっている。恵方巻商戦は流通にとって、その年全体を占う年始の大型商戦との意味合いも持つ。一方で、原料となる海苔相場が依然、高騰を続けるといった逆風もあり、今年の恵方巻商戦もなお一層注目。

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2020年1月17日