好調バター、マヨネーズの背景

“脂質”の摂取意向に変化も

低脂肪マーガリン、ノンオイルドレッシングが苦戦

 家庭用バター、マヨネーズなど成熟化市場といわれてきたベーシック商品群が、上向きに転じている。ヤセ願望から脂質を敬遠する傾向が強かったこれまでの流れが、反転したかのように、2019年1~10月購入量ベース(総務省・家計調査)で、バターは前年同期比7・2%増、マヨネーズは5・6%増と、ともに前年を大きく上回った。「脂質摂取」に対する意識の変化が始まっていると見る向きもある。

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2020年1月17日