日清オイリオグループ

久野貴久新社長語る/新中計「OilliO Value Up 2020」目標達成へ全力/食用油の追い風を活かす 健康性・おいしさ・かける用途/コスト見合い適正価格も課題/中食・外食に積極的ニーズ提案/家庭用オイリオブランド強化/加工油脂、ファインケミカル事業グローバル化加速/ヘルスサイエンス事業 MCT(中鎖脂肪酸)を基軸に拡大

 日清オイリオグループは、4月から中期経営計画「OilliO Value Up 2020」をスタート。前中計期間を含む4期連続の増益を受けての新中計だ。この舵取りをするのが6月就任の久野貴久新社長。「健康性、おいしさ、かける用途など、現状の食用油へのポジティブな追い風は、入社30数年で初めての経験、是非とも活かしたい。一方、コスト見合いの適正価格の実現は継続課題。重点テーマは新中計の達成。家庭用は、オイリオブランド強化、中食・外食市場には人手不足など現場ニーズに対応するアプローチ。加工油脂、ファインケミカル事業でグローバル化加速。ヘルスサイエンス事業は、MCT(中鎖脂肪酸)を基軸に拡大」など、先ずは新中計の達成へ全力取り組みということで、概要次のように語った。

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2017年8月22日