好調続く家庭用チーズ

4~7月107%/ベビー、6P群、高伸長/カマンベール109%、TV番組効果も/家飲み需要、健康機能が後押し

 家庭用チーズの4~7月市場成長率は前年同期比7%増程度で、いぜん好調に推移している。家飲み需要を追い風にプロテイン摂取への関心の高まりなどで、ベビー、6Pチーズが拡大基調を続ける。ナチュラルチーズでは、シュレッドが続伸、認知症予防のTV番組の放映効果などでカマンベールも高伸長を続ける。ただ、海外原料用チーズは、ことし1~6月の大幅値上げに続き、7~12月も豪州産チェダーで4~5%アップ、EU産イエローチーズも1割引き上げとなるなど、コストプッシュが続く。底堅いチーズ消費を維持・拡大するメーカーのマーケティング施策、販売動向をまとめた。

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2017年8月22日