5月の清酒

大手は実績クリア/酒税法改正前の仮需は限定的/量販店頭は一部値上がりも/4月課税数量は3・4%減

 清酒の4月課税数量は、日本酒造組合中央会の概数で前年比3・4%減の4万3746kl(約24万3000石)となった。1~4月累計は1・4%減の16万4406kl(約91万3000石)。5月は灘・伏見の大手で実績クリアをみせており、6月の酒税法改正を控えて、低濃度の2l、3lパック中心に仮需の動きが限定的だがあったとの声も聞かれる。6月の店頭売価は値上がりがみられ、今後の展開が注目される。

会員登録に進む
続きを読む(会員限定)

2017年6月13日