大手4社の5月ビール類販売実績が12日に出揃った。6月施行の改正酒税法による、価格上昇直前の駆け込み需要の影響で、各社とも前年同月比で1割前後の増加。しかし、これは「需要の先食いにすぎない」との見方が大勢で、6月の反動減が懸念される。最優先は年間での出荷増で、“値上げ”印象で消費が冷え込むことがないよう、各社とも夏前から知恵を絞る。 会員登録に進む 続きを読む(会員限定)