大手食品卸
2兆円メガ卸2社に/大規模帳合移動も/続く物流費上昇 収益を圧迫/適正在庫、採算管理強化
大手食品卸の16年度(3月期、12月期)業績は概ね売上高は組織小売業との取引拡大により増収、日本アクセスも三菱食品に続いて2兆円メガ卸に加わった。大手小売りの帳合移動や統合も大規模になり、卸側の売り上げに与えるインパクトは大きくなっている。利益率の高いカテゴリーの拡大もあり売上総利益(=売総)も改善、物流費の上昇はあるものの業務改善や人件費の減少、取引の適正化により営業利益や経常利益も改善傾向だが売り上げ比ではまだ低い水準。
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