スーパー8社の3月度販売実績
既存店ベース97.8%/4カ月連続の実績割れ/目立ち始める〝価格訴求〟の動き
スーパー8社の3月度販売実績が出揃った。8社計の売上高は、2280億92百万円、全店ベース前年比98・1%。既存店ベースは97・8%で4カ月連続の実績割れ。20日締め企業は昨年うるう年の影響もあって落ち込んだ。ただ、末締め企業でも、前年実績をクリアしたのは、ライフコーポレーションの1社のみであり「消費者の財布の紐が厳しくなっている」とする声が多数聞かれる。4月の動向については「20日までの段階で前年実績並み」とする企業もあり、持ち直しつつあるようだが、景況感は依然として「良くなっているように感じられない」とする声が多い。また、大手はディスカウント施策を強める方向に舵を切り始めており、不透明感が強まりつつある。
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