ノンアルコールビールテイスト飲料

        


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2019年7月8日
ノンアルコールビールテイスト飲料
飲料・嗜好品
最盛期で活発な仕掛け
アサヒ「ドライゼロ」1割増産 オリジナル動画で新需要創出 サントリー「オールフリー」新CMとキャンペーン 初の機能性表示食品で話題作り

ノンアルコールビールテイスト飲料は、最盛期で活発な仕掛けとなっている。アサヒビールはトップブランド「ドライゼロ」の好調を受けて、7~8月にかけて前年実績に対して1割増産。SNSを活用したオリジナル動画を7月から配信し、新たな需要の創出を目指す。サントリービールは「オールフリー」の新CMとキャンペーンで夏場の需要をさらに活性化。ブランド初の機能性表示食品「からだを想うオールフリー」を16日から新発売し、新たなメッセンジャーに話題の南海キャンディーズを起用して盛り上げる。キリンビールとサッポロビールも合わせて、消費者の関心を高めていけるか注目される。 
ノンアルコールビールテイスト飲料の市場規模は、サントリービールの「ノンアルコール飲料レポート2019」によると、18年が前年比102・6%の約4028万ケース(250ml×24本換算)。19年の見込みは101・6%の約4091万ケースで、10年前に比べて4倍近くに拡大する。
トップシェアのアサヒビール「ドライゼロ」は、1~5月のノンアルビールテイスト市場が99・4%と推定されるなか、市場を大きく上回る106・6%で推移。最盛期の7~8月に1割増産し、需要の高まりに対応する体制を整える。1月のクオリティアップで、原材料の配合バランスを最適化し、炭酸ガスの強さを高め「コクとキレ」が向上したことで、よりビールに近い味わいとなったことなどが評価された。
ノンアルビールテイストの新たな需要創出に対する取り組みとして、同社調査によって判明した健康や翌朝の仕事が気になる30~50代をターゲットに、7月から公式TwitterやFacebook、YouTubeなどで、「次飲むならドライゼロ」をキーメッセージとしたオリジナル動画を配信。小料理屋を舞台にした全6話のショートムービーで、メインキャラクターに2代目美人女将の次波零子さんが登場。1話は、少し飲み過ぎた視聴者に対し、次波が「次飲むならドライゼロ」と優しく語りかける。2話以降も様ざまなシーンやメッセージの配信と共に、キーメッセージを訴求し、話題喚起・情報拡散を図る。
また、オリジナル動画のSNS施策に連動して、6月27日から北海道・大阪府・東京都・愛知県・福岡県で「ドライゼロ」をサンプリング。自宅での晩酌時に飲用してもらうことを想定して、帰宅途中の30~50代が多く利用する駅構内・駅付近の催事スペースで約2万5千本配布。酒類飲用後のノンアルコール飲用の定着化を目指す。
サントリービールは稲垣吾郎さん、香取慎吾さんを起用した「オールフリー」の新テレビCMとして、野球評論家で読売巨人軍特別顧問の高橋由伸さんをゲストに迎えた「ノンアル維新!夏だ、自由だ。」篇を6月22日から放映。「ノンアル維新」というテーマのもと、味わいが劇的に進化した“のどごし、バツグン”の「オールフリー」のおいしさを、日本中に広めるために立ち上がった二人の志士(稲垣さん、香取さん)を描いたCMは、2月の放映以来好評で、今回は第3弾となる。6月24日からは「夏は、こっちが爽快!」Wチャンスキャンペーンを実施している。
さらに「オールフリー」ブランド初の機能性表示食品「からだを想うオールフリー」を、7月16日から新発売。内臓脂肪を減らす機能があることが報告されている、ローズヒップに含まれるポリフェノールのひとつ「ティリロサイド」を加えた。メッセンジャーにはお笑いコンビの南海キャンディーズを起用。山里亮太さんは先日の蒼井優さんとの結婚発表で話題を集め、発表後のテレビCMは初出演。相方のしずちゃんと、美味しさと健康機能を兼ね備えた商品の魅力を明るく楽しく伝える。CMは7月中旬放映予定。
ノンアルビールテイストでは、キリンビールの「零ICHI(ゼロイチ)」も支持を集める。3月にリニューアル、一番搾り製法を採用した麦のうまみに磨きをかけ、ユーザーの期待が大きい「ビールに近いおいしさ」をさらに追求した。アサヒビールは昨年7月に期間限定で発売した「ドライゼロスパーク」を、通年商品として2月に発売。高炭酸をさらに高め、PETボトルでゴクゴク飲めるのが特長。リキャップできる利便性も支持、新たな飲用シーンを広げる。
健康志向を反映した機能性では、多彩なアイテムが揃う。機能性ノンアル市場で売上げNo.1のキリンビール「パーフェクトフリー」(脂肪の吸収を抑える、糖の吸収をおだやかにするダブルの機能を持つ難消化性デキストリンを配合した機能性表示食品)をはじめ、5つのゼロ(アルコール、カロリー、糖質、プリン体、人工甘味料)を実現したアサヒビール「ドライゼロフリー」。サントリービールは女性に嬉しい「オールフリーコラーゲンリッチ」も揃える。
トクホ(特定保健用食品)で初めて商品化したサッポロビール「SAPPORO+(サッポロ プラス)」は、糖の吸収をおだやかにする保健機能があり、アサヒビール「ヘルシースタイル」は食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする健康機能を持つ。
前述のサントリービール「ノンアルコール飲料レポート2019」では、10月の消費増税後に43%が休肝日が増えると回答。軽減税率の対象となっている事から44・5%がノンアルビールの飲用頻度が増えると答えた。こういった背景も控えるだけに、最盛期の夏場でしっかり消費喚起することが、より重要な取り組みとなっている。

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