国税庁

平成30年度酒類小売業者の概況

販売場数CVS6年連続最多/ 小売数量構成比、スーパー37・5%でトップ維持/ 利益率16・6%と1ポイント改善/ 欠損事業者構成比0・7ポイント減少

 国税庁は「平成30年度酒類小売業者の概況」を公表した。集計企業数は前年度調査と異なるため単純比較になるが、事業者数は前年比3・9%減の8万7122者で前年より3509者減少した。販売場数は1・2%減の15万8582場で、CVSが6年連続の最多。一般酒販店の減少率は6・7%減と目立った。酒類小売数量は0・2%減の809万9530kl。業態別構成比でスーパーマーケットが37・5%と最多で、前年からは0・1ポイント減となった。一般酒販店は12・4%と前年から0・7ポイント減少し、CVSが12・3%と前年から0・8ポイント増となり、差はわずかとなった。酒類の利益率は16・6%で前年より1ポイント改善、業態別でもCVSを除き改善がみられた。欠損事業者の割合は23・9%で、前年より0・7ポイント減少した。

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2020年10月13日