みそ業界

大手メーカー新商品出揃う

“話題化必至”の大型商材相次ぐ/ マルコメ、ひかり味噌“麦味噌市場”に参入/ 神州一味噌「パパッと味噌パウダー」投入/ ハナマルキ「透きとおった甘酒」で独自性

 大手みそメーカーの今春夏新商品が出そろった。今年は“話題化必至”の大型商材が各社から投入された。みそでは、マルコメが「料亭の味 米麦合わせだし入り」、ひかり味噌が「麹の花 無添加オーガニック麦味噌」を発売して麦味噌市場に参入。神州一味噌は“変化球”の「パパッと味噌パウダー」で新たな市場開拓を狙う。話題はみそだけでは無い。拡大する甘酒市場で静観を保ってきたハナマルキは、ついに「透きとおった甘酒」で甘酒市場に参入。マルコメも3月の魚沼工場稼働を目前に控え、「濃度2倍糀甘酒の素」「糀甘酒リッチタイプ」を投入。ひかり味噌はオーガニックタイプの「金曜日のあまざけ 有機白米」「土曜日のあまざけ 有機玄米」を投入して、甘酒商戦は大手みそメーカーだけでも三つ巴の戦いだ。酒・飲料・健康食品メーカーなども甘酒強化路線を打ち出しており、甘酒シェア争奪戦は避けられない情勢。また、マルコメの「大豆のお肉」に加えて、ひかり味噌も次世代ミート「HÄRKIS」を発売。大型商材の相次ぐ投入で、市場の活性化が期待される。

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2019年1月22日