日清オイリオグループと鈴鹿医療科学大学

中鎖脂肪酸の脳内炎症抑制効果に関する研究成果発表/ 高齢者に対する認知症対策に有益な可能性示す/ 日本薬学会第138年会で

 日清オイリオグループ、鈴鹿医療科学大学は、3月25~28日に金沢市で開催された「日本薬学会第138年会」で、中鎖脂肪酸の脳内炎症抑制効果についての研究成果を発表した。これは、低栄養(PEM)状態にあるマウスに、中鎖脂肪酸(MCT)もしくは長鎖脂肪酸(LCT)を摂取させた場合、 MCTの摂取は、LCTの摂取に比べ低栄養下の炎症を有意に抑制すると考えられ、低栄養状態にある高齢者におけるMCTの摂取は、認知症の発症リスクの軽減及び進行抑制に有益である可能性が示されたとする。

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2018年4月10日