ビール類1月販売状況

2%程度減、下旬の寒さ響く/ 「缶」一番搾り17%増、プレモル1%増/ 3~4月、業務用値上げと定義拡大に焦点

 大手4社の1月のビール類販売動向が13日出揃った。東京でも4年ぶりの大雪など悪天候の影響もあり、ビール類合計は前年同期比2%前後の減少。メーカー別では唯一プラスのキリンビールの健闘が目立った。今年は業務用の瓶・樽入りビールをアサヒは3月1日から、他3社は4月1日から値上げするほか、4月にはビールの定義拡大もあるなど“大きく動く”年。各社は新商品やリニューアルなど積極的なマーケティング活動で、ビール類総市場の活性化を目指す。

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2018年2月16日