森永乳業

「ビフィズス菌A1」アルツハイマー病予防へ/ 世界で初めて、マウス試験で確認/ ビフィズス菌単独摂取で脳内炎症を抑制/ 基礎研究所長・清水氏が研究報告

 森永乳業は、病態モデル動物を用いたアルツハイマー型認知症の予防効果の検討を行い、同社が保有する「ビフィズス菌A1」がアルツハイマー病の発症を抑える可能性のあることを確認した。1月31日都内で開催したビフィズス菌に関するメディアセミナーで、世界初となる「ビフィズス菌単独摂取による“アルツハイマー型認知症の発症抑制の可能性およびその作用機序”」の研究結果を同社研究本部基礎研究所長・清水金忠氏が発表した。この研究は東大大学院農学生命科学研究科・阿部啓子特任教授、神奈川県立産業技術総合研究所との共同研究によるもので、昨年10月科学雑誌「Scientific Reports」誌に掲載された。

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2018年2月2日