メルシャン

「日本ワイン」さらなる飛躍へ/メーカーの取り組み一段と強化/「日本ワインづくり140年」で記念イベント/「Tasting Nippon」プロジェクト始動/収穫祭、今年は東京でも

 国産ぶどう100%使用の「日本ワイン」は、さらなる飛躍が期待される。消費者の人気が高まる中で、メーカーの取り組みも一段と強化されている。国内製造ワインの2割弱を占めると推定され、市場全体をけん引する力強さがある。8月末に自社ワイナリーで相次いでPRイベントを開催したメルシャンとサッポロビールは、それぞれ「シャトー・メルシャン」と「グランポレール」が好調に推移。メルシャンは「日本のワインづくり140年」で「Tasting Nippon」プロジェクトを始動。サッポロビールは自社畑の拡張と共に、AI(人工知能)を取り入れた新技術の導入を進める。日本とEUのEPA大枠合意で、日本ワインの欧州への輸出促進が見込まれる環境もあり、さらなる情報発信で市場の盛り上げが期待される。

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2017年9月5日